階段寸法・基準適合計算機
階高から、階段に必要な正確な蹴上げ数、踏み面数、総走り寸法を計算し、米国の住宅用(IRC)および商業用(IBC)の一般的な建築基準値との適合性を確認します。
階高(フロア間の高さ)を入力すると、正確な蹴上げ数と踏み面数、総走り寸法を計算し、米国の住宅用(IRC)および商業用(IBC)の一般的な建築基準値との適合性を確認できます。
この電卓の計算方法
階段には分数の段を作ることはできません。そのため、この電卓はまず目標蹴上げ高さを基準に、総階高をその値で割り、最も近い整数の蹴上げ数に丸めます。次に、正確な蹴上げ高さを「総立ち上がり ÷ 蹴上げ数」として再計算します。そのため、最終的な蹴上げ高さは通常、入力した目標値と少し異なり、基準に適合する階段ではすべての蹴上げが非常に小さい許容差の範囲内で等しくなければなりません。
蹴上げ数がNの階段には、踏み面がN−1枚あります。これは、最後の蹴上げが別の段ではなく、上階の床面そのものにつながるためです。総走りは踏み面の数に踏み面奥行きを掛けたもので、踊り場を除いた階段全体の水平方向の距離を表します。
最もよく引用される2つの米国モデル基準では、それぞれ異なる制限が設けられています。IRC(International Residential Code、一戸建ておよび二世帯住宅向け)では、最大蹴上げ7¾ in(196.85 mm)、最小踏み面10 in(254 mm)が許容されます。一方、IBC(International Building Code、商業用および集合住宅向け)はより厳格で、最大蹴上げ7 in(178 mm)、最小踏み面11 in(279 mm)です。地域の行政庁はこれらの基準を独自の改正を加えて採用していることが多いため、正確な数値は必ず地域の建築部局に確認してください。
1675年にフランスの建築家フランソワ・ブロンデルによって提唱された「2×蹴上げ高さ+踏み面奥行き」の公式は、今日でも簡易的な快適性チェックとして広く使われています。結果が610〜650 mm(24〜25 in)の範囲に収まると、自然で快適な歩幅とされています。これは法的な要件ではなく設計上の指針ですが、この公式から大きく外れる階段は、たとえ基準を技術的に満たしていても、昇り降りしにくく感じられることがよくあります。
よくある質問
この計算機について
この電卓は、階高というたった一つの寸法から、階段の全体的なレイアウトを導き出します。正確な蹴上げ数と踏み面数、すべての段を均等にする再計算後の蹴上げ高さ、総水平走り寸法、そして斜めのストリンガー(側桁)長さです。さらに、このレイアウトを、最もよく引用される2つの米国モデル建築基準(IRCとIBC)、および古典的なブロンデルの快適性公式と照らし合わせてチェックし、主要な寸法を明記した比例縮尺の側面図を描画します。
- 整数蹴上げ数の算出 — 目標高さから蹴上げ数を自動的に整数に丸め、その後、正確な蹴上げ高さを再計算して、すべての段を均等にします。
- IRCおよびIBC適合チェック — 計算された蹴上げ高さと踏み面奥行きを、米国の住宅用(IRC)と商業用(IBC)の基準値の両方に対して同時にチェックします。
- 頭上クリアランスと幅のチェック — 入力した頭上クリアランスと階段幅についても、一般的に引用される最小値と照らし合わせてチェックします。
- ブロンデルの快適性公式 — 蹴上げと踏み面の組み合わせが、17世紀から建築家が使用してきた古典的な快適範囲610〜650 mm(24〜25 in)に収まっているかどうかを示します。
- 縮尺付き2D階段プロファイル — 総立ち上がり、総走り、蹴上げ高さ、踏み面奥行きを明記した、比例縮尺の階段側面図を描画します。